【再読】論語と算盤

マスコットアイドル カーリーちゃん
※この記事は、以前読んだ『論語と算盤(現代語訳)』について書いた感想を、
カーリーちゃん(猫だけど神で、ちょっと口が悪い)と一緒に読み直してみた再構成バージョンです。

渋沢栄一。
日本資本主義の父って呼ばれてるけど、なんかもう、名前だけでカタイ。
正直言うと、前に読んだ時は「立派なことが書いてあるな〜」くらいの感想で、
読後に心に残ったのは「そろばんの重さ」くらいでした。
でも最近、なんか…この人の言ってることって、めちゃくちゃ現代的じゃない?と思い始めて。
カーリーちゃんは最初、鼻で笑ってました。「人間ってすぐ“道徳”とか言うよね」って。
でも読みながら、だんだん黙っていったのです。
今回はそんな“ちょっと距離を置いてた本”を、あらためてカーリーちゃんと一緒に読み返した話です。
◆1. 「論語」と「そろばん」って、なんなん?
- 論語=道徳や人としての在り方
- そろばん=経済、ビジネス、損得

で、結局どっちが大事にゃ?



両方だよ



ですよね〜……って、それが一番むずいんですけど
この“バランス感覚”こそが、渋沢流の生き方のキモ。
◆2. 「お金儲け=悪」じゃなくて「誠実であれ」
- 渋沢は「稼ぐこと」を否定していない
- ただし「ズルく儲けるな」「ちゃんと人の役に立て」というスタンス



あ〜いるいる。“いい人ぶってるやつ”が一番アヤシイやつ
「“いいこと言う人”じゃなくて、“ちゃんとしてる人”が信用される時代がいいにゃ」
→ 今のSNS時代、耳が痛い人も多いはず。
◆3. 今こそ響く、“バズらないけど本当のこと”
- 一発逆転、バズ、炎上商法が横行する時代にこそ、「信頼される稼ぎ方」は光る
- SNS時代の今こそ「正しく稼ぐ」の難しさと大切さが刺さる。
- 派手さよりも、誠実さ・積み重ねが渋沢の本質



1日で億稼いだ話より10年で人に信頼されてる話のほうがカッコいいにゃ
カーリーちゃん:「なんか…静かだけど、芯がある言葉ってズルいよね」
◆4. カーリーちゃん的『論語と算盤』まとめ
「論語とそろばん」って、思ったより猫でもわかる話だった
- “人としてどうありたいか”と“どう生きていくか”を切り離さない生き方
- 派手じゃないけど、ちゃんと根を張ってる価値観



えらそうじゃない“えらい人”って、けっこう好きかも
- 「稼ぐな」とは言わない。でも「正しく稼げ」と言う
- 「道徳」と「お金」を切り離すと、人生がブレる
◆5. ここまで読んでくれてありがとうございます。最後に・・
最近、“正しく生きる”ってなんだろう?って思うことありませんか?
渋沢栄一の言葉は、カタイけど あったか〜い。
見失いがちな当たり前を、そっと取り戻させてくれる本でした。
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