親ガチャ国ガチャに失敗した!!って思ったところで そのまま生きててもそれは「肉の塊」
「あの人は、まだ生きているのだろうか」といわれるようでは、肉の塊になっていると考えて間違いないのだ。
もしそんな人ばかりになってしまえば、この日本は活き活きしなくなってしまうと思っている。(p107より)
「もし「趣味」がなければ、心もなくなり、ちょうど木彫りの人形と同じになってしまう。(P107より)
肉の塊や人形と、人間との違いとは何なのだろうか?
どうせ生きていかなきゃなんでしょ?
だったらせめて もうちょっとスムーズに?いけたらいいかなって思った時に なんかドラえもん的な便利アイテムねえかなって思ったわけよ。
そんで、そのお気に入りアイテムの一つが俺的には 孔子の「論語」だったってだけ。
まあ論語って一見とっつきにくいイメージあるけど 実際は結構読みやすいものだし実用的だったんでね。
( ´∀`) 栄一
ということを弟子たちに話してた内容をまとめた本が今回の一冊です。
(補足ですが、論語も孔子が話した内容を弟子がまとめた本です。)
渋沢栄一ってどんな人?論語って?算盤って?
渋沢栄一とは ・新しい1万円札になったオジサン(イケメン吉沢亮君がNHK連ドラで演じてた人)
・今の日本の経済界の基礎を作った一人。(銀行やらJRやら明治神宮やら多種多様)
・経済だけでなく慈善団体や公益事業も死ぬまで続けた人(他の人はやりたがらなかった)
おまけ 自他ともに認める女好き 色々とパワフルで元気に働きまくる。
(お妾多数+産ませた子供30人以上・最後の実子は80歳オーバーでできた子)
論語とは ・孔子という中国の頭のよい人が話したことをまとめた本である。
・栄一的に、論語が他の本とでは何が違ったのか?
(色んな国の色んな人が色んな本を出してるのに)
彼が「論語は しっくりくるわぁ」と思ったポイント
→ 中国の他の本みたいに理想や理屈に特化しすぎてない。
頭でっかちすぎない(理屈ばかりでなく実用的)。
→ブッダやキリストなどの宗教系みたいな奇跡(ミラクル)が無いところも魅力。
だって、奇跡とか それ言い出したらなんでもアリになってまうやんか。
俺リアリストなんでそういうの無理なんよ ごめんやで。
( ´∀`)栄一
まとめ
まず、現代語訳ということで非常に読みやすいのが一番です。また内容も栄一の人生の幾度の転換期とリンクしていく、幕末から明治へかけての時代背景を垣間見ることで 現代とは違う、鎖国後である当時の日本での外交関係や、国内の風土や格差についての空気感を肌で感じることが出来る良書だと思います。
コメント